代表メッセージ
HAZS代表・東 弘樹からのメッセージ
通信販売におけるクレームや情報セキュリティ、決済トラブルなどのリスクマネジメントを軸とした、通信販売業界のコンサルティングサービスを手がけるHAZS(ハッツ)/通販リスクマネジメント研究所(リス研) の代表・東からのメッセージです。
リスクマネジメントで企業成長と安心なショッピングを支える
HAZSの設立は2007(平成19)年。その目的は、通信販売事業様やネットショップ運営者様などの通信販売業界における「決済」「債務管理」「情報セキュリティ」「苦情・クレーム問題」「不当返品・不当返金問題」の追及。そして、リスク管理の強化を図るためのノウハウの提供でした。
ダイレクトマーケティング業界は、「相手が見えない」のが当たり前。それゆえに、決済は代金を回収する手段だけにとどまらず、購買行動と密接に関係します。代金引換・クレジットカード決済・後払いコンビニ決済という主要3決済は、それぞれに長所と短所を持ちますが、いずれも売上を維持・成長させるためには不可欠です。どの決済が抜けたとしても、機会損失を招きます。これは、決済が顧客に対して安心感や信頼感を与えているからにほかなりません。
債権管理の体制強化も非常に大切です。未払いリスクのある「売掛債権」に対してだけでなく「苦情・クレーム」「返品リスク」「未着リスク」も含め、債権管理でコントロールをしなくてはなりません。基本となるのは「ルール化(文書化)」→「仕訳」→「リスク発生時の対応」です。この意味合いを理解・実践できれば、売上の維持と成長が高い確率で実現できるでしょう。これが、いわゆる「リスクマネジメント」です。
私たちの役割は、「データ分析」「KPIによる収益管理」「Web戦略」「コールセンター」「内部統制」「コンプライアンス」「危機管理」など。さらに、すべての項目を債権と紐付けし、考える基盤を構築することです。考える基盤を構築することで初めて、企業はリスクマネジメントを実践できるようになります。そしてリスクマネジメントを実践することにより、通信販売業の人材育成や売上・収益アップが結果的に寄与されていきます。
「後払い決済」についての考え方
諸外国には、「後払い決済」は見られません。人と人が信頼することで成立する、日本らしい文化とも言います。また、「粗悪商品」や「商品未納」といった不安を消費者が抱えることなく、安心してショッピングを楽しめるのは、「後払い決済」ならではのメリットでしょう。しかし、トラブルのない「後払い決済」を成立させるのは、言葉にするほど容易なことではありません。
私たちは大学機関や有志のメンバーとともに、この素晴らしい文化を成り立たせ、維持するための仕組みを研究しています。そして、学会や国際会議を通じ、今後も世に発信し続けたいと考えております。
「苦情・クレーム」についての考え方
苦情やクレームなしに、企業の成長はあり得ません。いわば“研石”のようなものだと考えています。しかし、中には鋭利な石が混ざり込み、企業に傷を付けるかもしれません。これを除去するのが、私たちの役割。ルール化と見極めにより、通信販売事業様やネットショップ運営者様のさらなる成長をサポートしてまいります。
通信販売業界の頼れるパートナー
私たちは、これまでに培った多くの実績とノウハウを惜しみなく活用し、通信販売業者様へ確実なソリューションを提供しております。「決済」「債務管理」「情報セキュリティ」「苦情・クレーム問題」「不当返品・不当返金問題」にお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。